1 : 鉄チーズ烏 ★@\(^o^)/ 2017/01/05(木) 20:13:13.44 ID:ID:CAP_USER9.net
最後の最後までSMAPに振り回された紅白だった――。昨年大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」は、視聴率こそ前半35・1%(前回34・8%)、後半40・2%(前回39・2%=2部制となった1989年以降の後半では最低)と上昇したものの、意味不明な演出が相次ぐ異例の展開に。その原因は紛れもなくSMAPだった。(視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
近年まれに見るNHKらしくない雑な紅白だった。番組開始早々、スペシャルゲストのタモリとマツコ・デラックスが、NHKホール前の屋外で視聴者代表「ふるさと審査員」の夫婦を演じ、入場をめぐって警備員ともめているシーンが映し出された。本番まで2人の出演部分は謎に包まれていたため様々な臆測が飛んだが、寒い野外から中継させるまさかの登場に「あのタモリを若手芸人ばりの使い方するなんて…」とあぜんとする関係者は多かった。
その後も2人は4時間半の放送中に計7回出演。マツコがBSデジタル放送の設置確認メッセージに触れ、「BSのあの変な画面を消すのどうやるか、聞いておこうかな。誰に聞けばいいの?」と禁断の“受信料ネタ”を持ち出せば、タモリも「あれ、イライラするんだよね。面倒くさいんだよ!」と悪ノリ。さらには「ふるさと審査員」の席にたどり着けなかった2人が、「何も見られなかったな」(タモリ)、「家でゆっくり年越ししたかった」(マツコ)と、言いたい放題言って番組が終了したのだ。
台本に書かれたセリフならNHKの自虐、そうでなければ2人からNHKへ向けられた辛辣なアドリブだったということになるが…。
「あれはSMAP出演交渉に失敗したNHKへの当てつけのアドリブですよ。そもそもタモリはSMAP出演のための囲い込みでキャスティングされ、その裏では“芸能界のドン”と言われる人物も動いていたんです。それにもかかわらず、肝心のNHKは交渉に失敗。そもそも嵐を大トリにして相葉(雅紀)を司会にした時点で、SMAPへの誠意が足りなかったと言われてもしょうがない」(芸能関係者)
ギリギリまで出演交渉を続ける意向を示しながら、本番8日前にあっさり正式辞退を受け入れたNHKに対する、タモリとマツコなりの嫌みを交えた叱咤激励だったのだろう。
大みそかを最後に引退する国民的アイドルグループを最大の目玉にしたかったNHKは、他の出演者の演出プランを後回しにして出演交渉を続けたが、失敗。突貫で後回しにした出演者の演出プランを練り上げたが、結果的にボロが出まくった格好だ。
NHKの失態はほかにもあった。「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」で世界的ブレークを果たしたピコ太郎が企画の目玉に据えられ、「RADIO FISH」で初出場したオリエンタルラジオの中田敦彦(34)との絡みやハーフタイムショーに出演。さらには番組後半から何度となく“あおりVTR”が流されたゴジラ来襲では、コーラス隊を引き連れてベートーベンの「第9」をバックにPPAPで“応戦”するなど、計5回も出演するVIP待遇を受けた。
しかし、その裏ではピコ太郎の出演交渉で“不手際”があり、出演辞退寸前だったというのだ。
「NHKがピコ太郎=古坂大魔王の実績を加味せずに、渡辺直美と同じくハーフタイムショーのみの出演で済まそうとしたんです。これに事務所側が難色を示し、『だったら出なくてもいい!』とまで言わせてしまい、一時、出演辞退の話まで持ち上がったんです」(音楽関係者)
ピコ太郎だけを見れば“イロモノ”だが、その中身である古坂大魔王(43)はお笑い界だけでなく音楽界でも活動し、鈴木亜美や「mihimaru GT」などの音楽活動にも参加している。ピコ太郎の音楽界での“実績”を考慮すれば、ありえない話だったのだ。
NHKの失態はまだあった。今回から新たに2階客席前方に設けられた2階特設ステージが大不評に次ぐ大不評。リハーサルの段階でも取材カメラマンたちから大ブーイングの嵐だった。本番では男性デュオ・ゆずや松田聖子(54)などが使用したが、ゆずの登場場面では1階客席から生姿を見ることができず。聖子の場面では2階特設ステージから1階客席を見下ろして歌ったため、間近の2階客席から正面姿を見ることができなかった。
ピコ太郎も2階特設ステージの問題もSMAPの出演交渉に注力するあまり、起きてしまったミス。「改革4か年計画の初年度」と位置づけた紅白だったが、近年まれに見るNHKの失態ぶりに驚く関係者は多かった。
2017年01月05日 11時00分
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Source: ネタッチ!芸能ニュースまとめ
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